原田製茶は環境に恵まれた自然豊かな地区鬼木郷で、
その気候や風土を生かした特色あるお茶の栽培を実践しています。

  • 鬼木独特の傾斜地を生かしたお茶づくり

    段々畑の茶畑は、1つ1つの面積が狭く、お茶を大量に生産することができません。しかし、傾斜地だからこそできるお茶があります。

  • 自然のかぶせ茶
    鬼木の茶畑は北向きの茶畑。それと、茶畑が山に面しているために、平坦地よりも日照時間が短くなり、渋みが少ないお茶になります。
  • 霜が降りにくい地形

    お茶の最大の被害は霜、霜は冷たい空気が茶畑の上に溜まって新芽が凍ってしまうこと。しかし、鬼木のような傾斜地では冷たい空気が上から下へと自然に流れるために霜が降りにくい環境にあります。そのため、生育が順調で、山間地でありながら割りと早くお茶ができます。

防霜ファン

みなさんは、お茶畑にある大きな扇風機を見たことがあるでしょうか?
あれは防霜ファン(ぼうそうファン)と言います。上層にある暖かい空気を茶園の上に吹き付け、冷たい空気を溜まらないようにすることで、霜の被害を防ぎます。

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原田製茶 こだわりのお茶づくり 実践

原田製茶では皆様においしいお茶を飲んでいただくため、次のような取り組みを行っています。

おいしさ その1 肥料はお茶の味を重視して

おいしいお茶を作るために、肥料にこだわっています。いろいろな種類の肥料がありますが、原田製茶では魚粕やなたね油かすなどの有機質肥料を主体とした施肥を行っています。有機質肥料は、植物の根や土、それに環境にもやさしい肥料で、特にお茶の味を良くしてくれます。

おいしさ その2 お茶摘みはちょっと早めに!

おいしいお茶を収穫するためには、収穫時期がポイント。お茶の旨みでもあるアミノ酸やカフェインはお茶の芽が若いほど多く含まれており、収穫が遅れるほど少なくなっていきます。早く摘み取ると、茶葉の収穫量は少なくなりますが、旨みがギュと詰まったおいしいお茶ができます。

おいしさ その3 収穫したお茶は私たちの手で!

摘み取った茶葉はすぐに茶工場へもって行きます。自家の茶葉を自分たちの工場で製造することで茶葉にあった微妙な調整ができ、原田製茶の変わらぬ味を実現しています。私たちが作るお茶の名称は「蒸製玉緑茶」静岡などで作られる、針のように真っ直ぐに伸びたお茶「煎茶」とは違い、少し丸みを帯びたお茶で、おもに九州のうれしの茶などが有名です。

おいしさ その4 変わらぬ味をお届けする為に!

原田製茶ではすべてのお茶を真空パックしてお客様へお届けしています。真空パックは袋の中の酸素を抜くことで、お茶の酸化を防ぎ、味や香りを変化させることなく、いつまでもおいしい状態に保ってくれます。

この他にも鬼木の地形を生かしながら、おいしいお茶を作る為にはどうしたらいいか、こだわりを持ってお茶を栽培しています。どうぞ、一度ご賞味ください。

一般的に普及されている日本茶は、1191年に臨済宗の栄西禅師が宋(現在の中国)より、現在の長崎県平戸島へお茶の種を持ち帰ったことが始まりとされています。
平戸島のある長崎県はお茶の産地で、長崎県東彼杵郡波佐見町には、古くから茶樹が自生していたようです。
彼杵茶(そのぎ茶)や波佐見茶(はさみ茶)とも現在呼ばれています。

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