3月に入りお茶の新芽が顔をのぞかせてきました。これからお茶摘みまでの間、霜の害にあわないように防霜ファンの点検をします。
防霜ファンは地上より高い位置にある暖かい空気を茶株面に吹き付け、霜の害を防ぐしくみです。
まずは制御盤の中から点検します。ブレーカーはちゃんと作動するか。温度の設定はできるか。防霜ファンの作動する温度は茶の芽が伸びるに従い、少しづつ高く設定します。まずは0℃で作動、茶摘み前は4℃くらいかな。
電源をいれたら中からアリが出てきました。可哀想けど掃除します。
温度センサーも確認し、茶株面に設置。 このセンサーで温度を感知して作動します。
よく壊れるのが、ファンの首振り。180度に首を振り風をまんべんなく行き渡らせます。 これが壊れると厄介で電柱に上り猿の様にファンを揺さぶり強制的に衝撃をあたえ動かします。
ここでうまくいったらラッキーで、ダメな時は上までのぼりモーターを手で回転させ馴染ませます。
いちばん上の景色はいいけどやっぱり怖い。
センサーをセットし電源を入れ試運転。一番茶が終わるまで3ヶ月間、防霜ファンに頑張ってもらいます。