長崎市のベルナード観光通りで重陽の節句のPRイベントが開催されました。
今回は、長崎県産の菊の花のPRが主として開催されましたが、同じ長崎県産のお茶を知ってもらおうと、ながさき茶ネットワークの会員7名で自分たちが生産したお茶を、お客様と会話しながら淹れさせていただきました。
初めての取り組みでしたが、まったく知らない通りがかりのお客様が興味を持って足を止めてくださり、私たちが淹れるお茶をおいしいと飲んでくださいました。
重陽の節句とは
平安時代初期に貴族の宮中行事として、中国から伝来したばかりの珍しい菊を眺めながら宴を催し、菊を用いて厄払いや長寿祈願をしていました。特に庶民の間では「お九日」と呼ばれて親しまれ、秋の収穫祭とあわせて祝っていました。長崎では「長崎くんち」もその名残とする説が有力で、新暦で10月(旧暦では9月)に開催されます。